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Premiere Proのキャッシュを削除して空き容量を増やす方法

Premiere ProのメディアキャッシュでCドライブがいっぱいに。MangoDiskで容量を確認して整理する方法と、Premiereの設定から削除する手順を紹介。素材やプロジェクトとの違い、削除後の影響も解説します。

公開日:2026/09/22著者 Harry
紫のPrアイコンの横でオレンジ色のブラシがキャッシュのブロックを払い、動画素材は別のフォルダーに残されているイラスト

動画素材は別のドライブに保存しているのに、編集を続けているとCドライブの空き容量が減っていく。そんなときは、Premiere Proのメディアキャッシュが容量を使っているかもしれません。素材の保存先を変えても、キャッシュがシステムドライブにあれば、その分の容量は必要です。

メディアキャッシュは、動画素材やプロジェクトファイルを残したまま削除できます。 ただし、次にプロジェクトを開いたときに再作成が必要になり、しばらく待つことがあります。

AppDataの中を自分で探すのが面倒なら、MangoDiskで対応するAdobeのメディアキャッシュをスキャンし、容量を見てから削除するか決められます。ほかの対応アプリのキャッシュもまとめて確認できます。無料・オープンソースで、アカウント登録やログインは不要です。

メディアキャッシュと動画素材は別のもの

Premiereは読み込んだメディアに対して、音声の波形表示や音声処理に使う補助ファイルを作成します。Adobeの説明では、削除したキャッシュは必要に応じて再作成されます。撮影した動画、録音した音声、編集内容を保存したプロジェクトとは別のファイルです。Adobeのメディアキャッシュ解説

整理する前に、次のように区別しておきましょう。

ファイルの種類今回の整理での扱い
Media Cache Files内のメディアキャッシュ必要に応じて削除できる。次に使うときは再作成が必要になる場合がある
.prproj、元の動画、ナレーション、音楽編集に必要なファイルとして残す
自動保存されたプロジェクトのバックアップキャッシュ扱いで削除しない。復旧に使うことがある
プロキシ、プレビューファイル、書き出した動画用途を確認して別途整理する。メディアキャッシュとまとめて削除しない

Adobeのフォルダーが大きくても、フォルダーごと削除するのは避けてください。確認したキャッシュの保存先だけを対象にします。

MangoDiskでキャッシュの容量を確認する

削除することより、どこを整理すれば空きが増えるのか調べるほうが手間になることもあります。MangoDiskのディープクリーンなら、対応するキャッシュの項目、容量、保存先を一覧で確認できます。Adobeのキャッシュが実際にどれだけ容量を使っているかも分かります。

Windows版MangoDiskのディープクリーン画面。キャッシュのカテゴリと使用容量を確認し、削除対象を選択できる

  1. プロジェクトを保存し、書き出しが終わるのを待ってから、Premiere Pro、After Effects、Media Encoderを終了します。
  2. MangoDiskのディープクリーンを開き、標準スキャンを実行します。
  3. Adobeのメディアキャッシュの項目を展開して、容量と保存先を確認します。この項目だけを削除する場合は、いったんすべての選択を解除してから選び直します。
  4. 確認画面で対象を見直してから、クリーンアップを実行します。

スキャンだけでファイルが削除されることはありません。キャッシュがそれほど大きくなく、納期が迫っているなら、編集が終わってから整理してもよいでしょう。

Windows版のこのルールが対象にするのは、次の既知の場所にあるMedia Cache Filesです。Adobeのフォルダー全体を削除する処理ではありません。

%APPDATA%\Adobe\Common\Media Cache Files
%LOCALAPPDATA%\Adobe\Common\Media Cache Files

別の場所に保存したプロジェクトや素材は、このルールのスキャン対象に入りません。詳しい範囲は公開されているクリーンアップルールで確認できます。キャッシュの保存先を変更している場合は、Premiereの設定から管理してください。標準スキャンが任意の保存先を自動検出するわけではありません。

Premiereの設定から削除する方法

Windowsでは編集 → 環境設定 → メディアキャッシュを開き、「メディアキャッシュファイルを削除」の横にある削除ボタンを選びます。表示される2つの選択肢は、対象が異なります。

  • 未使用のメディアキャッシュファイルを削除:対応する元のメディアが見つからなくなったキャッシュを削除します。古いプロジェクトのキャッシュをすべて消す、という意味ではありません。
  • すべてのメディアキャッシュファイルを削除:現在の保存先にあるメディアキャッシュを削除し、必要なものは後から再作成します。先にすべてのプロジェクトを保存して閉じてください。Adobeは、Premiereを再起動し、プロジェクトを開く前にこの操作を行うよう案内しています。

Premiereで設定している保存先だけを整理するなら、内蔵の機能で対応できます。ほかのアプリのキャッシュも一緒に確認したいときは、MangoDiskでまとめて調べると手間を省けます。Adobe公式の削除手順

動画編集を続けるなら、キャッシュの保存先も見直す

Cドライブの空きが少ない状態では、キャッシュを削除しても一時しのぎになりがちです。Premiereのメディアキャッシュ設定では、容量に余裕があり、十分な速度のSSDなどに保存先を変更できます。保存期間や容量を条件にした自動削除も設定できます。Adobeのデータフォルダーを手動で移動せず、Premiereの設定から変更してください。保存先の設定 · キャッシュの自動管理

それでも空きが足りない場合は、MangoDiskのディスク容量分析で大きなフォルダーを探すか、Windowsで大きなファイルを見つける方法を確認してみてください。アプリのデータが多ければ、AppDataの整理方法も参考になります。用途が分からないファイルは残し、削除前には安全に使うためのガイドを確認してください。

MangoDiskをダウンロードして、まずはAdobeやほかのアプリのキャッシュが使っている容量を調べてみてください。整理する場所が分かれば、フォルダー探しに時間をかけずに済みます。