IntelliJ IDEA のキャッシュを削除する方法
Windows・Mac の IDEA キャッシュを MangoDisk で確認して整理。プロジェクトや設定、ローカル履歴を残しながら、不要なキャッシュを削除する方法と IDEA の標準機能を紹介します。

プロジェクトのファイルはそれほど増えていないのに、ドライブの空き容量が減っている。そんなときは、IDEA のキャッシュも確認してみてください。開いたプロジェクトのインデックスや一時データは、ソースコードとは別の場所に保存されます。プロジェクトを閉じるだけでは消えません。
IDEA のキャッシュを削除するために、アンインストールしたり、プロジェクトや設定を消したりする必要はありません。 作業を保存して IDE を終了し、確認できたキャッシュだけを削除します。次にプロジェクトを開くとインデックスが再作成されることがあり、コード補完やジャンプ機能が使えるようになるまで時間がかかる場合があります。
AppData のフォルダーを一つずつ探す手間を省くなら、MangoDisk で JetBrains のキャッシュをスキャン。容量と保存先を見てから、削除するものを選べます。無料・オープンソースで、アカウント登録もログインも不要です。
MangoDisk で IDEA のキャッシュ容量を確認する
IDEA の標準機能は、インデックスの不具合を直したいときに便利です。空き容量を増やすことが目的なら、まずどのキャッシュが大きいのかを確認しましょう。MangoDisk なら、対応するキャッシュの保存先と容量をまとめて確認できます。
ディープクリーンアップで標準スキャンを実行し、開発ツールの JetBrains IDE キャッシュを展開します。複数の IDEA バージョンや PyCharm、WebStorm を使っている場合は、パスを見て IDEA のキャッシュを確認してください。グループ全体を削除する必要はありません。

削除する前に、次の点を確認します。
- コードを保存してビルドを停止し、IDEA と使用中の JetBrains IDE を終了する。
- すべて解除で選択を外し、確認した IDEA のキャッシュだけを選ぶ。
- 削除対象のパスと解放予定の容量を確認して、クリーンアップを実行する。
スキャンだけでファイルが削除されることはありません。JetBrains のキャッシュは、すべて選べばよいというものでもありません。削除後に再作成が必要になるため、容量を見てから判断してください。
Windows では、標準の保存先にあるキャッシュ、インデックス、一時ファイル、ログ、コンパイルサーバーのデータのうち、ルールに一致するフォルダーを対象にします。Mac では、再生成できるキャッシュの一部のサブフォルダーが対象です。どちらもプロジェクト、設定、プラグイン、 Local History(ローカル履歴) は対象外で、JetBrains フォルダー全体を空にする処理ではありません。Windows のクリーンアップルール · Mac のルール
選んだファイルは完全に削除され、ごみ箱には移動しません。不具合を調べている場合は、必要なログを残してください。削除時の注意点は安全なクリーンアップガイドにまとめています。
IDEA のキャッシュはどこにあるのか
既定の保存先は次のとおりです。<バージョンのフォルダー> は、IntelliJIdea2026.2 など、実際にインストールしたバージョンの名前に置き換えてください。
| OS | キャッシュを含むシステムディレクトリ | 開き方 |
|---|---|---|
| Windows | %LOCALAPPDATA%\JetBrains\<バージョンのフォルダー> | エクスプローラーのアドレスバーに貼り付ける |
| Mac | ~/Library/Caches/JetBrains/<バージョンのフォルダー> | Finder で Shift + Command + G を押してパスを入力する |
これらのフォルダーを丸ごと削除しないでください。 IDEA のシステムディレクトリには、ローカル履歴が含まれることもあります。パスに Caches と書かれていても、すべて削除してよいわけではありません。
保存先を変更している場合は、IDEA の Help → Diagnostic Tools → Special Files and Folders で現在のパスを確認できます。MangoDisk の標準スキャンでは標準の保存先を確認するため、独自に指定した idea.system.path は検出できない場合があります。JetBrains のディレクトリ説明
次のデータは残しましょう。
- プロジェクトのソースコードと
.idea:.ideaはプロジェクトの設定で、不要な IDE キャッシュではありません。 - 設定とプラグイン:通常は Windows の
%APPDATA%\JetBrains、Mac の~/Library/Application Support/JetBrainsにあります。 - Local History:Git にまだコミットしていない変更が残っている場合があります。
IDEA の標準機能でキャッシュを削除する
コードへのジャンプやインデックスに問題がある場合は、File → Invalidate Caches… を開き、Invalidate and Restart を選びます。IDEA は再起動時に現在のバージョンで使ったプロジェクトのキャッシュを削除し、必要に応じて再作成します。
Clear file system cache and Local History は安易に選ばないでください。この追加オプションはローカル履歴も削除します。通常のキャッシュ無効化では履歴は残ります。容量を空けたいだけなら、内蔵ブラウザーの Cookie 削除など、関係のない項目を選ぶ必要もありません。JetBrains のキャッシュ無効化の手順
IDEA のインデックスを作り直したいなら、標準機能を使えば十分です。複数のバージョンや IDE のキャッシュ容量を比較したいとき、ほかの開発ツールもまとめて確認したいときは、フォルダーを一つずつ探さずに済む MangoDisk が便利です。
キャッシュを削除しても空き容量が足りない場合
プロジェクトのビルド成果物、Gradle の依存パッケージ、npm のダウンロードキャッシュは別のデータです。IDEA のキャッシュを削除しても、そのまま残ります。
MangoDisk のディスク使用量分析でプロジェクトフォルダーを調べ、容量の大きい場所を先に確認しましょう。.gradle が大きければ Gradle キャッシュの整理、Node.js のプロジェクトなら npm キャッシュと依存パッケージの違いも参考になります。小さな IDE キャッシュを何度も削除するより、容量を使っているフォルダーを見つけるほうが近道です。
MangoDisk をダウンロードして、IDEA やほかの開発ツールのキャッシュ容量を確認してみてください。不要なものだけ整理し、作業中のプロジェクトで再作成に時間をかけたくないなら、キャッシュを残しておくこともできます。
関連記事:開発者向けクリーンアップガイド。