# Windowsのクラッシュダンプは削除しても大丈夫？保存場所で見分ける

> Cドライブを圧迫するCrashDumpsやシステムエラーのメモリダンプ。アプリの異常終了とブルースクリーンの記録を区別し、残すべきファイルを確認してから整理する方法を紹介します。

Cドライブを整理していたら `.dmp` ファイルが大量に出てきた。あるいは、Windowsの「一時ファイル」に「システムエラーのメモリダンプファイル」が表示された。消しても大丈夫なのか、迷いますよね。

**原因調査に使わない古いダンプなら、通常は削除して空き容量を増やせます。** ただし、記録を消してもアプリやドライバーの不具合は直りません。最近ブルースクリーンが出た、アプリが繰り返し落ちる、サポートに相談している――そんなときは関連するファイルを残しておきましょう。まず確認したいのは保存場所です。

## 同じ `.dmp` でも、保存場所で意味が変わる

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      保存場所
    </th>
    
    <th>
      主な内容
    </th>
    
    <th>
      整理するときの目安
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      <code>
        %LOCALAPPDATA%\CrashDumps
      </code>
    </td>
    
    <td>
      現在のユーザーで実行したアプリのクラッシュ記録
    </td>
    
    <td>
      もう調査に使わないものは確認してから削除できます。MangoDiskのCrashDumpsルールが対象にするのはここです。
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        C:\Windows\MEMORY.DMP
      </code>
      
      、<code>
        C:\Windows\Minidump
      </code>
    </td>
    
    <td>
      ブルースクリーンなど、Windows自体の異常終了の記録
    </td>
    
    <td>
      最近ブルースクリーンが出たなら、原因が分かるまで残します。上記のMangoDiskルールは対象にしません。
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

Microsoftによると、`CrashDumps` は**アプリのローカルダンプ収集を設定した場合**の既定の保存先です。収集は標準で有効になっているわけではないので、フォルダーが見当たらなくても異常ではありません。ブルースクリーンのダンプとは分けて考えましょう。[Microsoft：アプリのダンプ](https://learn.microsoft.com/en-us/windows/win32/wer/collecting-user-mode-dumps) · [Microsoft：ブルースクリーンの調査](https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-client/performance/stop-code-error-troubleshooting)

## CrashDumpsがどのくらい容量を使っているか確認する

**Windows + R** を押し、`%LOCALAPPDATA%\CrashDumps` と入力します。フォルダーが開いたら、エクスプローラーでファイル名、サイズ、更新日時を確認してください。フォルダーがなければ、この項目を整理する必要はありません。

Cドライブのどこが大きいのか分からないときは、MangoDiskの[ディスク容量分析](/ja/docs/features/disk-analysis)で容量の大きいフォルダーを探せます。`CrashDumps` が原因だと分かったら、[ディープクリーン](/ja/docs/features/deep-clean)で対象項目と容量を確認。隠しフォルダーをいきなり空にするより、削除するものを把握しやすくなります。

![MangoDiskのWindows版ディープクリーン画面。整理できる項目と使用容量を表示](https://assets.mangodisk.app/images/screenshots/windows/ja/light-01-deep-cleanup.jpg)

ここは注意が必要です。MangoDiskの現行ルールが対象にするのは**現在のユーザーの %LOCALAPPDATA%\CrashDumps** だけで、`C:\Windows` 内のすべての `.dmp` ではありません。また、**新しいダンプを日付で自動的に除外する仕組みはありません**。この項目は初期状態で選択されるため、クラッシュの原因を調べている間はチェックを外してください。スキャンだけで削除は始まりませんが、実行前に選択項目をもう一度確認しましょう。[公開されているクリーンアップルール](https://github.com/harry0703/MangoDisk/blob/main/src-tauri/crates/mangodisk-core/rules/filesystem/windows/system/system.crash-dumps.toml)

## まだ削除しないほうがよい場合

- **最近ブルースクリーンが出た：** ドライバーやハードウェアを調べる手掛かりになるため、該当するシステムダンプは残します。
- **同じアプリが何度も落ちる：** 開発元やサポートに記録を求められるかもしれません。ファイルを消しても次のクラッシュは防げません。
- **知らない場所にある .dmp：** 拡張子だけで判断せず、保存場所と関連するアプリを確認します。

不要になったアプリの古いダンプなら、エクスプローラーで該当ファイルだけを選んで削除する方法もあります。`AppData` 全体は消さないでください。ほかに容量を使っているものは、[AppDataの整理方法](/ja/blog/windows-11-appdata-too-large)で確認できます。

Windowsの「一時ファイル」に表示される**システムエラーのメモリダンプファイル**は、Windowsのストレージ設定から確認してください。MangoDiskが対象にするユーザーの `CrashDumps` とは別です。ブルースクリーンを調査中なら、こちらも残しておきましょう。ほかの項目については [Windows 11の一時ファイル整理ガイド](/ja/blog/windows-11-temporary-files-safe-to-delete)を参照してください。

消したダンプがすぐまた増えるなら、アプリやシステムが引き続き異常終了しています。定期的に記録を消すより、原因を調べるほうが先です。

Cドライブの容量がどこへ消えたか確かめたいなら、[MangoDiskをダウンロード](/ja)してスキャンしてみてください。用途が分からないファイルは残し、削除前に[安全性についての説明](/ja/docs/safety)も確認できます。
