# Windowsのキャッシュを削除する方法

> MangoDiskでWindowsのアプリ、ブラウザ、システムのキャッシュ容量をまとめて確認。個人データとの違いや削除後の影響を知り、必要な項目だけを選んで整理できます。

Windowsのキャッシュは、一つのフォルダーにまとまっているわけではありません。ブラウザ、チャットアプリ、オフィスソフトがそれぞれ別の場所に保存するため、一つずつ探すのは手間がかかります。アプリのフォルダーを丸ごと削除すると、必要なデータまで消してしまうおそれもあります。

**まとめて確認したいときは、MangoDiskの「ディープクリーン」が使えます。** 対応するシステム、アプリ、ブラウザのキャッシュを検出し、容量と保存場所を一覧で確認できます。フォルダーを探し回らずに、容量の大きい項目から削除するものを選べます。

MangoDiskは無料で使えるオープンソースのアプリです。ユーザー登録やログインは不要で、スキャンはパソコン内で行われます。結果を確認するだけでファイルが削除されることはありません。

## 隠しフォルダーを探さずにキャッシュを確認する

MangoDiskで「ディープクリーン」を開き、「標準スキャン」を実行します。完了したら、「アプリキャッシュ」「ブラウザデータ」などの分類から個別の項目を確認します。

![Windows版MangoDiskのディープクリーン画面。分類ごとの項目、使用容量、チェックボックスを表示](https://assets.mangodisk.app/images/screenshots/windows/ja/light-01-deep-cleanup.jpg)

*ディープクリーンの共通画面例です。画像では「開発ツール」を開いています。普段使うアプリのキャッシュは左側の分類から確認できます。検出される項目や容量は環境によって異なります。*

まずは容量の大きい項目を開き、説明やパスを確認してから選択しましょう。キャッシュが少なく、アプリも問題なく使えているなら、そのまま残しておけます。

**すべてのアプリを整理しようとせず、まずは容量の大きい項目を確認しましょう。** MangoDiskなら複数のアプリを同じ画面で比較できるので、アプリごとの削除メニューを探す手間が省けます。検出できる項目は、インストール済みのアプリ、キャッシュの保存先、アクセス権限によって変わります。

## メッセージや書類を残してキャッシュを削除する

チャットアプリやオフィスソフトの容量が大きいと、キャッシュを消したつもりでメッセージや書類まで消えないか気になるものです。同じアプリのデータでも、キャッシュと個人データは分けて扱う必要があります。

たとえばMangoDisk 1.2.0では、Windows版WeChatの画面表示やミニプログラムに使うキャッシュ項目に、チャット履歴、受信ファイル、アカウント情報は含まれません。WPSの画面表示用キャッシュ項目も、書類、文書の復元用データ、クラウド上のファイルは対象外です。**これらのキャッシュを消すために、必要なデータまで削除する必要はありません。** 詳しい範囲は公開されている [Windows用クリーンアップルール](https://github.com/harry0703/MangoDisk/tree/v1.2.0/src-tauri/crates/mangodisk-core/rules/filesystem/windows)で確認できます。

これは該当するキャッシュ項目の範囲です。同じアプリに関連するほかの項目も、説明を読んで個別に判断してください。フォルダーが大きいという理由だけで、アプリのデータを丸ごと削除しないようにしましょう。

## 対象を選んでからクリーンアップする

今回はいくつかのアプリのキャッシュだけを消したい、という場合は、選択メニューで「すべて解除」を選んでから必要な項目にチェックを入れます。項目によって初期の選択状態が異なるため、実行前に現在の選択を確認してください。

画面下部には、選択した項目と解放予定容量が表示されます。作業内容を保存し、画面の案内に従って該当アプリを終了してから「クリーンアップ」を選びます。確認画面でもう一度対象を見直し、問題なければ続行します。

完了後は「操作履歴」で結果を確認できます。予定容量は判断の目安であり、実際に空く容量は処理結果によって変わります。一部の削除は元に戻せないため、大切なデータは事前にバックアップし、不明な項目は選択を外しておきましょう。詳しくは[ディープクリーンのガイド](/ja/docs/features/deep-clean)と[安全に使うためのガイド](/ja/docs/safety)をご覧ください。

## 一か所だけなら標準機能を使う方法も

対象のブラウザが決まっていれば、そのブラウザの機能で削除する方法も手軽です。たとえばChromeは「キャッシュされた画像とファイル」とCookieなどのサイトデータを分けて表示するので、必要な種類だけ選択できます。[Googleの閲覧データの説明](https://support.google.com/chrome/answer/2392709?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop)でも、種類ごとの違いを確認できます。

Windowsのストレージ設定でも、一部の一時データを削除できます。標準機能を使う場合は[Windowsの一時ファイルの整理方法](/ja/blog/windows-11-temporary-files-safe-to-delete)、ブラウザ内での手順は [ChromeとEdgeのキャッシュ削除ガイド](/ja/blog/clear-browser-cache-windows-11)をご覧ください。

**どこから手を付けるか迷っているときや、複数のアプリをまとめて調べたいときにはMangoDiskが便利です。** 各アプリの設定を開き直すことなく、容量を比較してから対象を選べます。

## キャッシュがまた増えたら、すぐに消すべき？

通常の使用で作り直されたキャッシュを、すぐに消す必要はありません。Webサイトやアプリを使うと、キャッシュは再び増えていきます。削除直後は一部のデータを読み込み直すため、表示に時間がかかることもあります。キャッシュはアプリの動作に役立つので、毎日空にする必要はありません。

空き容量が少なくなったときに確認し、大きく増えた項目を必要に応じて整理すれば十分です。スキャンしてもキャッシュが少ないなら、同じ少量のデータを繰り返し削除しても、ほかのファイルが使う容量は減りません。

[MangoDiskを無料でダウンロード](/ja/download)して、パソコン内のキャッシュ容量を確認してみてください。ソースコードとクリーンアップルールは [GitHub](https://github.com/harry0703/MangoDisk) で公開しています。
